プリキュア15周年公式サイト PRECURE 15th ANNIVERSARY

ごあいさつ

「ふたりはプリキュア」
プロデューサー
鷲尾 天

2004年の番組開始当初、まさかプリキュアが「シリーズ」となり、15年目を迎えることが出来るとは予想もしていませんでした。ましてや50人を越えるプリキュアが登場することになるとは!番組を支えてくださった視聴者の皆様、そして製作スタッフ、関係者の皆様に本当に感謝しております。
製作に深く関わっていた初期5年間は毎日が「崖っぷち」でした。日々調整決断前進を迫られ気持ちの余裕は全くありませんでした。でもきっとそれが良かったんだと思います。現場がいかに必死になっているかが画面を通じて皆様にも伝わったのではないでしょうか。もし「プリキュアシリーズ」が守らなければならないルールがあるとしたら、その「必死さ」かもしれません。
今後も良き作品と呼ばれるよう精進努力をして参ります。ご声援のほどよろしくお願い申し上げます。

 

「ふたりはプリキュア」
シリーズディレクター
西尾 大介

長いようであっという間の15年。
一つ一つの出来事を忘れることが多くて後で叱られたり蔑まされたりと言う事のよくある自分ですが、この作品について触れようとすると現在の自分達が抱える課題と何か底流で繋がっていて思い出と言うにはまだまだある種の生々しさを伴ってくるのです。

「何言ってんだか分んない」 「わかれよ」

やってる最中は泣いたり笑ったりもの壊したり直したり、大騒ぎの2年間でしたがいつの間にかシリーズとしては現在も進行中の定番となりました。
一緒に汗と血を流したキャスト、スタッフには勿論の事、ここまで応援して下さったファンの皆さんに感謝します。
今もプリキュアを支え奮闘努力のスタッフ、キャストにエールを送ります。
むしろここからかも知れません。
時流や風潮の生み出す警戒すべき先入観に対して抵抗力と見識を持って臨みプリキュア達がもっともっと成長していって行ってくれたらと望むばかりです。

「何言ってんだか分んない」 「・・・」

 

キュアブラック役
本名 陽子

先日、実家で台本の整理をしていました。
プリキュアの台本を手に取りながら、スタート時それはそれは緊張していたのを思い出しました。たくさん失敗をし、涙もしました。それ以上の喜びも経験しました。
あれから15年。あっという間の15年。

短距離走だと思っていたものが、今も続いている奇跡!これって本当にすごいことで、言葉にしようとすると、感情が溢れ出て止まらなくなりそうでこわいのですが「とにかく、目の前の山を登るんだ!」そんな気持ちで全力で取り組んでいったら今になり…気づけばプリキュアたちは驚くほど大所帯になりました(笑)

ファンの皆様には感謝の思いでいっぱいです。
たくさんの愛をありがとう♡
ここからまた新たな一歩を踏み出していけたら…きっとステキな何かが待っているはず!
これからもずっとよろしくお願いします!

 

キュアホワイト役
ゆかな

15周年おめでとうございます。
あの頃はただ、この気持ちよ届けと、そればかりを願って毎週汗を流していました。
「プリキュア」というこの作品を生み出してくれたスタッフの方々。
一緒に愛してくれた共演者たち…その想いが届いた結果なのかと思うと、とてもとても嬉しいです。

15年という月日は、夢中で観てくれていた皆様が大人になって社会に出るような長い月日です。仕事場でも「子供の頃見てました」と言って下さる方が増えました。
そんな風にモニターの向こう側とこちら側とをつないでくれる作品でもあるのだなと思うと感慨深いです。

とにもかくにも、皆様の応援があっての15周年。
まずは感謝を込めて、この15周年をみんなで楽しめますように。そして出来ることなら、この先も皆様の笑顔を作れる力となりますように…。
本当に、ありがとうございます。